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Coyote's Journey

ノースショアに住む
自然観察者たち その3
Kohl Christensen
コール・クリステンセン
【ノースの痩せた赤土を耕して】


文/新井敏記
text by Arai Toshinori
写真/佐藤秀明、新井敏記
photography by Sato Hideaki, Arai Toshinori

 道の終わり、カフコナファの一角からはプライヴェートエリアとなっており、入口の白いゲートをくぐる。両脇に南洋特有の草が生い茂る台地をしばらく縫うように走ると、目的のカフコナファ・パルーザ農園という木の看板が見えた。コール・クリステンセンの農園だ。「パルーザPalooza」とは夜通しの狂宴を意味する言葉だが、果たしてこの、後方に峡谷を抱く森林に抱かれた台地には何が待っているのだろうか。
 コールはお供にパイパーという小型犬を引き連れて、ポーチに立って待っていてくれた。着いた早々、挨拶もそこそこに農園を案内してくれると言う。
「実は今日の夕方にフィアンセがメインランドからやってくるんだ。彼女を迎えにホノルル空港まで行かないと」
 そう言うと彼は照れたように肩をすくめた。でもまだ朝の11時、迎えまでは充分な時間があるはずだと少し安心した。
「昼は妹が働いているハレイワの寿司屋に連れて行きたいし、風が強いからカイトサーフィンも見せようと思ってね」
 今日1日彼なりのプログラムを考えてくれているというわけだ。コールのノースショアの生活を取材したいが、この慌ただしさもまた、活動範囲が多岐に及ぶ実業家の一面かもしれない。ならば従うことにしよう。コールの案内でまずは農園を歩く。赤土の大地でオーガニック栽培をするのは、土の品質の改良から取り組まなければいけない重労働だ。



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